※この記事は、2021年2月17日にSUNAO BLOGで公開されたものです。
2021年2月15日、あるニュースが宝塚ファンを騒然とさせました。
この度、現花組トップ娘役の華優希が、2021年7月4日付で退団するのにともない、2021年7月5日付で次期花組トップ娘役に、星風まどか(ほしかぜ まどか)が決定しましたのでお知らせいたします。
宝塚公式サイト より
宙組トップ娘役の星風まどかさんが、2021年7月より花組トップ娘役に就任することが発表されました。
この日のTwitterでは「まどかちゃん」がトレンドワードになるなど、宝塚ファンを中心に話題になる
ヅカファンからは、劇団に対してブーイングの嵐が巻き起こり…。







中にはこんな意見も






実は花組への異動より先に、専科への異動が決まっていた星風まどかさん
このたび、下記の通り、組替え(異動)を決定しましたのでお知らせいたします。
宙組 星風 まどか・・・2021年2月22日付で専科へ異動
宝塚公式サイト より
トップ娘役が専科に異動し、その後他組でトップ娘役に就任するのは、2005年に退団した檀れい以来初となる
専科への異動が発表された2020年11月には、Twitterでこんな声が



まさか花か月にスライド??



檀ちゃんのように結局はスライドかな?
同じく2020年11月に、花組トップ娘役の華優希の退団が発表されていたことから、専科への異動は花組でトップ娘役に就任するための布石なのではと予想されていた






そして2021年2月、ファンの予想が現実のものとなる
この度、現花組トップ娘役の華優希が、2021年7月4日付で退団するのにともない、2021年7月5日付で次期花組トップ娘役に、星風まどか(ほしかぜ まどか)が決定しましたのでお知らせいたします。
宝塚公式サイト より



予想はしてたけどやっぱり少し複雑な感じ






そこで、新たな説がファンの間で浮上…



これは花組でエリザある???












エリザとは?
『エリザベート』(原題:Elisabeth)は、オーストリア=ハンガリー帝国の皇后エリザベートの生涯を描いた、ウィーン発のミュージカル。
Wikipedia より
日本では宝塚歌劇団が上演権を取得。1996年に、当時トップスターだった一路真輝のサヨナラ公演として雪組で初演された。
Wikipedia より
近年では2014年に花組、2016年に宙組、2018年に月組で公演されています。
東宝版(帝国劇場ほか)では2015年〜2016年、2019年と、日本初演から25年経つ現在でも人気演目として何度も再演される作品です。
宝塚版では、エリザベートを演じる娘役の歌唱力や演技力に加え、説得力のある美しさが作品の要となる
エリザベート皇后は「シシィ」の愛称で知られる。
Wikipedia より
美貌と痩身であることに執念を燃やし過酷なダイエットや美容方法でそれを維持していた。
実力ある娘役の中でも、選ばれた者のみがエリザベートを演じることができる
過去に演じたトップ娘役では「宝塚の女帝」といわれた花總まりをはじめ、近年では蘭乃はな、実咲凜音、愛希れいかなど、トップとして実績を積んだベテランの娘役たちが演じてきました。
ここで、星風まどかのプロフィールを改めて確認すると…
2012年、宝塚音楽学校入学。
Wikipedia より
2014年、宝塚歌劇団に100期生として入団。
2015年「王家に捧ぐ歌」で新人公演初ヒロイン。組配属3ヶ月足らず、入団2年目での抜擢となった。
2016年「エリザベート」で2度目の新人公演ヒロイン。
2017年11月、真風涼帆の相手役として宙組トップ娘役に就任。100期生からは初のトップ誕生となり、1998年に創設された宙組から誕生した初の生え抜きトップとなった。
宙組トップ娘役時代の作品
- 2018年『WEST SIDE STORY』『天は赤い河のほとり』『シトラスの風』『WEST SIDE STORY』『白鷺の城』 『異人たちのルネサンス』
- 2019年『黒い瞳』『VIVA! FESTA! in HAKATA』『オーシャンズ11』『追憶のバルセロナ』『NICE GUY!!-』
- 2020年『El Japón(エル ハポン)』『アクアヴィーテ!!』『FLYING SAPA』
- 2021年『アナスタシア』
エリザベートを演じるには申し分ない実力と実績
入団2年目で新人公演ヒロインに抜擢され、その後の新人公演「エリザベート」でもヒロインを演じるなど早くから頭角を現し、トップ娘役としても着実に実績を積んできたことがわかります。特筆すべきは「アナスタシア」で、タイトルロールのアナスタシア役を演じ高い歌唱力と演技力を絶賛されました。



一気に現実味がわく…









まとめ
各組の中で相応しい人がトップになるなどして順当にいくこともあれば、今回のようなウルトラCもあるのが宝塚の人事。
思えば星組のトップスターに専科から北翔海莉さんが就任したときもウルトラCな人事でしたね。
共通していえるのは、意外すぎる組み替えですが人気実力ともに申し分ない人たちが新体制の戦力して組み込まれていることでしょうか。
エリザベートの再演に関しては、どうなんでしょうねー。
星風さんの人気実力的にはエリザベート役は申し分ないと思いますが、こればっかりは神のみぞ知る…いや劇団幹部のみぞ知るところですね。
個人的にも、星風さんのエリザベートは見てみたい気もします…!
ここまでお読みいただきありがとうございました。
それではまた、次の記事で!
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